Industar-61 L/D 55mm f/2.8 レビュー
Industar-61 L/D 55mm f/2.8
ロシアンレンズでも割と有名なインダスター。
チープな見た目がレトロなM10によく似合う。
もともとがスクリュータイプのLマウントで、そこにL→Mマウントアダプター
を挟んで使っているので、EXIF情報なんか記憶されるわけもなく、
撮った時に絞りやらメモしているわけでもないので、このレンズを使えば
こんな写真が撮れるんだ、ってな感じで参考程度に見てもらえたらと思う。
Industar-61 L/D 55mm f/2.8 実写テスト
道端に置かれた籠。入っているのはごみ収集時のカラス除けネットだろうか。
用途が不明のカラーコーン。
最近はあまり花を撮らないなと思ったのでつい。
ほの暗い、細い路地にて。
最近はあまり花を撮ってないなと思ったので2枚目。
暗がりの自転車。鍵はかかっているようだけど、今でも使われているのかは不明。
鉄の階段と、コンクリートのブロック。
川土手の道。
標準域に属する焦点距離55mmのレンズだけど、最短撮影距離1mという数字で
自然と一歩引いた撮影になる。
マウントアダプタ側の問題なのかボディ側の問題なのか、M10でEVFを起動しても
すぐにオフになる現象が頻発したため、OVFで撮ることが多かった。
ピント表示の●マークは出るものの解放のf2.8では描写がかなり甘く、EVFで
追い込めないため少し絞って対応することに。
結果、甘い描写も引き締まって十分使えるレンズであるとは判明したけど、
正直これ使うんならEVFもまともに使えるSummicron50mm持ち出すよなーって。
まぁオールドレンズは趣味のシロモノなので、またPen-Fにでもつけて110mmの
中望遠域にコンバートして使うのも楽しいかもしれない。
でも何よりショックだったのは、9800円で買ったのに何の気なしにAmazonで
見てみたらのきなみめっちゃ安かったこと。
店頭でレンズ見かけてもまずは落ち着いて検索すべしという教訓を得る結果となりました。
おしまい。
コメント
コメントを投稿