本格的に写真を始めようと思ったときは

最近、「写真を始めたいんだけどなにから始めればよいのか」って
聞かれることが増えたんです。
自分が写真を始めようと思った時、どうしたっけなーって思い起こすと、
いきなりFujiのX100を買って軽く挫折した思い出がよぎります。
結構いい値段したんだけど、ガチ初心者が使いこなすには
ちょーっと難しかったんすよ、あのカメラ。

その後、パナソニックのマイクロフォーサーズ機を買ったのを契機に
泥沼に足を踏み入れることになるんだけども、それはまた別のお話。

そのへん色々考えてみて、まず最初に使うカメラはコンデジでもなんでも
使いやすいやつで良いんじゃないかな?と今は思ったりしている。
アマゾンのリンク貼って悪いけど、SonyのRX100は
安くて使い良いし、最初の1台には持って来いだと思う。
実際使ってたことあるし。
適当にオートでペチッと撮るだけで驚くほど良いのが撮れたりする。
最近のスマホ撮りに慣れてる人ならファインダーなくても平気だろうし、
もうちょっと本格的に・・・って思う人には後継モデルのM3以上を選べば
ファインダーもついてくるよ。(価格も倍近くなるけど。)
もちろん、これでなくとも手元にある適当なデジカメでも十分。
まずは写真を継続して撮ることが大事。

そう、カメラはデジタルならなんでもいいです。
データ抜き出してPCに移せるんならスマホでもいいくらいだ。
じゃあなにが大事なのかというと、現像ソフトです。

っていうかもうAdobeの回し者と思われるのを覚悟でぶっちゃけると
Lightroom買いましょう。



現像というと撮った写真をプリントすることを思い浮かべる人が多いんだけど、
もともとはフィルムカメラの時代に、撮ったフィルムを薬品に付けて
像を見える形に現す作業の事を言いました。

一般的なデジタルカメラの場合、撮った写真は
一旦RAWデータという形でカメラ内に保存されます。
RAWデータは生データって意味で、このままだと普通では映像を見れないし、
余計なデータも多く含んでてファイルのサイズも大きいので、
標準だとJPEGという圧縮形式に変換してます。
この変換作業がデジタルで言うところの現像になります。
安いデジカメや普通のスマホだと自動でJPEGに変換されてるので、
普段写真を扱う際にはあまり気にしてないかもしれません。

じゃあ現像ソフトなんかいらないんじゃないのかっていうと、
自分が撮った写真を自分で色々調整するのはすごく楽しいんですよ。
必要、不必要ではなく楽しいか楽しくないか、なんですね。
現像が楽しくなってくると、写真を撮るのも楽しくなります。
撮った瞬間失敗したかな?って思った写真も結構救済できるし、
Lightroomに慣れて自在に調整できるようになってくると、
撮影する時にこんな感じに調整しようって
イメージを作りながら撮影できるようになります。


この写真も、撮る時に大体こんな感じで仕上げようかなって
思った上で撮っています。

月額プランでLightroomとPhotoshopがセットになったプランもあるけど、
ひとまずLightroomだけでOK。
Photoshopも使えたら便利だろうけど、あれ使うほどガッチリ画像加工するのは
初心者にはそれこそ敷居が高いと思うので。

現像ソフトはそこそこいいカメラを買うとメーカー標準のが付いてたり
するんだけど、Lightroomならカメラを買い替えてもそのまま
使い続けられるので、憶えたことが無駄にならない。
まずはLightroomで色味の調整とかやってみて、好みの色調に仕上げたりとか
できるようになると、後々色々便利になりますよん。





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